ねじ込み配管切り寸法計算ツール
使い方ガイド
継手の寸法から、パイプの「切り寸法」をかんたんに計算できます
ねじ込み継手(エルボ・チーズ・クロス・フランジなど)を使った配管で、芯-芯や端面-端面の寸法から、パイプを何mmで切ればよいか(=切り寸法)を自動で計算します。計算した切り寸法は、定尺取り計算機へまとめて送って、定尺パイプから無駄なく材料取りすることもできます。
NotebookLMが作成した、本ツールの解説マニュアルが別タブで開きます。
現場の状況に合わせて「動画」または「音声のみ」をお選びいただけます。
※音が出ますので、現場や移動中に再生する際はボリュームにご注意ください。
1. 計算の考え方(引き算方式)
このツールは「引き算方式」で切り寸法を求めます。継手の中心(または端面)から端面までの寸法から、パイプがねじ込まれてかみ合う分(ねじ込み代)を引くと、その継手が“食う”長さになります。両端の継手ぶんを、測った寸法から引けば切り寸法です。
− 継手1が食う分 − 継手2が食う分
= パイプの切り寸法
2. 基本の使い方(4ステップ)
パイプの呼び径を選ぶ
いちばん上の「使用するパイプの呼び径」で、配管サイズ(6A〜100A)を選びます。まずここを選ばないと、継手が選べません。
継手1・継手2の種類を選ぶ
パイプの両端に付く継手を、継手1・継手2それぞれで選びます。選んだ呼び径で使える継手だけが一覧に出ます。チーズ・径違いエルボを選んだ場合は、続いて「接続する側」と「呼び径の組み合わせ」も選びます(詳しくは第4章)。
寸法を入力する
入力欄のラベルに従って、測った寸法を入れます。継手の種類によってラベルが自動で変わります(例:エルボは「芯-芯」、フランジは「端面-端面」など)。単位はmmです。
「計算する」を押す
「パイプ切断寸法」に切り寸法が表示されます。入力に足りない所があると、ボタンのすぐ下に赤い警告バーが出るので、それに従って選び直してください。
3. ねじ込み寸法(かかり代)について
継手を選ぶと、「ねじ込み寸法」の欄に標準の値が自動で入ります。これはパイプがねじ込まれてかみ合う長さ(かかり代)の目安です。
ねじ込み寸法の数字を書き替えると、その値に合わせて切り寸法が自動で計算し直されます。締め込みが浅い・深いなど、現物に合わせたいときに使ってください。
欄の下には「現在のねじ込み寸法: ○○mm (調整値: -○○mm)」と出ます。調整値が、その継手ぶんの“引き算に使う数値”です。
4. 継手の種類と選び方
対応している継手と、寸法の基準(芯か端面か)、選び方は次のとおりです。
| 継手 | 寸法の基準 | 選ぶもの・ポイント |
|---|---|---|
| 90°エルボ 45°エルボ |
芯(中心) | 種類を選ぶだけ。芯-芯で測ります。 |
| 同径チーズ | 芯(中心) | 「C寸法/M寸法」で継手の向き(画像)が変わります。同径なので切り寸法はどちらも同じです。 |
| 異径チーズ | 芯(中心) | C寸法=主管側に接続/M寸法=枝側に接続。続けて「呼び径(主管×枝)」を選びます。接続する側で切り寸法が変わります。その呼び径に無い側は薄く表示され選べません。 |
| クロス | 芯(中心) | 種類を選ぶだけ。4方向とも同径のシンプルな継手です。 |
| 径違いエルボ | 芯(中心) | 大口径側/小口径側のどちらに接続するかを選び、続けて「呼び径(大×小)」を選びます。接続する側で切り寸法が変わります。無い側は薄く表示され選べません。 |
| 10Kフランジ 5Kフランジ |
端面 | 種類を選ぶだけ。フランジ面が基準なので、端面-端面で測ります。(10Kは15A〜、5Kは20A〜) |
| 継ぎ手なし | 端面 | その端に継手を付けない場合。パイプの端面が基準になります。 |
「そのパイプが継手のどこに刺さるか」を選ぶものです。たとえば25Aのパイプに「25×15の異径チーズ」を主管側でつなぐなら、25Aは主管なのでC寸法(主管側)を選びます。ツールは選んだパイプ径に合う組み合わせだけを一覧に出します。
5. 画像の見方
継手を選ぶと、画面に「継手1 → パイプ → 継手2」の順で画像が縦に並びます。継手の向き(回転)も自動で変わるので、配管がどちら向きに付くかが直感的に分かります。実際の配管の並びと見比べながら確認してください。
6. 定尺取り計算機との連携
計算した切り寸法は、定尺取り計算機へまとめて送れます。定尺(4000mmなど)のパイプから、無駄なく材料取りする計算に進めます。
本数を入れて「計算する」でためる
切り寸法を計算するとき、「本数」を入れて計算するを押すと、その切り寸がリストにたまっていきます。サイズごとに自動でまとまります。
「取り合い計算機へ送る」を押す
ためた切り寸を、サイズごとにワンタッチで定尺取り計算機へ送れます。新しいタブで計算機が開くので、定尺長さ(母材)を入れて計算を実行してください。
(切り寸法の合計が材料の定尺2本分以上にためてから送ると便利さが実感できます。)
7. 便利な機能
入力ミスの警告バー
継手やサイズ、長さの入力が足りないまま計算すると、ボタンのすぐ下に赤い警告バーが出て教えてくれます。正しく入力し直せば自動で消えます。
切寸法リスト(履歴)<coming soon>
計算した切り寸は履歴として保存され、あとから一覧・並べ替え・印刷ができます(履歴はお使いのブラウザ内に保存されます)。近日実装予定
ページ更新でリセット
ページを更新すると、パイプサイズや長さの入力はまっさらに戻ります。次の計算を新しい状態から始められます。
8. よくある質問
継手を選んでも一覧に出てきません。
異径チーズ・径違いエルボで、片方の側が薄くて選べません。
ねじ込み寸法を変えても大丈夫ですか?
計算結果はそのまま使って大丈夫ですか?
このツールは本当に無料で使い続けられますか?
9. 使うときの注意
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